鈍感な君へ
それから5分後晴樹が入って来た





「出来たぜっ」





「見せて見せてっ」





晴樹は頭にタオルを巻いていて髪が見えない





「よーし!ジャーン」





そう言ってタオルをバッととった





「…っ」




やばい…、惚れ直したっ





元がオレンジっぽかった為黒に近い茶色というよりは





オレンジに近い明るい茶色の髪だった





子供っぽかった晴樹から、少し大人に変わって見えた




――かっこいい





「なぁ、感想は?」




そう言われて黙っていたことに気付く




「あ、えと…すっごいいいよ」


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