鈍感な君へ
「キャーッ」





あたしと泉と由紀はメイクが崩れるから素早く海の家に入る






「こりゃ、最悪だわ」






とか言いながら男子たちはノロノロ来た






ビーチを見ていると海水浴に来ていた人はビーチパラソルとかを片付け






退散していった






何人か海に残っているが、かなり人が減った






「雨、やだな…」






ボソッと呟いてみた






せっかく来たのに…






「すぐやむだろ」




不意に晴樹が声をかけてくれた






聞こえてたんだ…
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