鈍感な君へ
皆いっせいに手に持ち打ち上げる





「さいこーっ」






ヒューッと言う音と共に上がる光は綺麗だった







「よし!しめに線香花火と行きますかっ」






「え~、閉めが線香花火?地味じゃん」





「じゃあいつやるんだよ。文句言うなやるぞ」





と言いつつやってみると盛り上がらない…







「ねぇ、じゃあ一番最初に玉が落ちた人は好きな人暴露するとか?」





泉が言った





「おお、いいじゃん。やろーぜ」




そういうことが大好きな裕士も賛同




ええっ?もしあたし負けたらここで晴樹に告白?






無理無理っ!!
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