光輝く野獣~そんな男に私は~






バタバタ



「どうしたっ?」


「あぁわるい、落としちまった…」



「ニノちゃん怪我してないよね?」



「ニノちゃん?」





コップが割れた音も、私を心配するハヅキさんの声も、


それに『具合が悪いんだろう……』そう言うリヒトさんの声も私の耳には届かなかった


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