今日、悪魔の下僕になりました
言いかけたところで、一応我に返って言うのをやめといた
おっと危ない
危うく帆乃花の夢を壊してしまうところだった
さすがの私でも心友の夢を壊すわけにはいかない
帆乃花……あいつの本性を知らずに生きていきなさい…
なんて親みたいに物思いにふけてると、現実に戻すようにでこピンをされた
「いたっ!!」
「ちょっと、話の途中なんだけど?」
「と、ともかく好きじゃないからっ!ほらっ!もうすぐで予鈴なんぞ!」