今日、悪魔の下僕になりました




「あのクッキーはちょっと事情があって…食べれそうにないからもらってくれただけで…別に変な意味はないよ?」




私が、クッキーについて事情を説明すると、日比野さんはポカーンと口をあけた




「私の……勘違い??」




力のない声で聞かれる




「うん、そーだね」




それに答えると、日比野さんは顔を真っ赤にして私に駆け寄ってきて必死に頭を下げた




「ごめんなさいっ!!勘違いでした…」




それに私はつい怒りが収まってニッコリする




< 77 / 107 >

この作品をシェア

pagetop