今日、悪魔の下僕になりました




「いいよ、別に!」




ニッコリ笑って、顔を上げてっていうと日比野さんは泣きながら顔を上げた




…別に悪い子じゃなさそうだしいいや




「私、如月さんがつい賢人君が好きなのかもって思って勝ち目がないし諦めてもらおうとつい…」




「しょうがないよ!だから泣かないで!」




私は、ベストの裾で日比野さんの涙をふき取った




「本当…如月さんっていい人…本当ごめんなさい」




「いいよ「まったく、本当迷惑だよな」




わたしの言葉を遮って、いつの間にかロッカーから出てた渚君と賢人君がこっちに歩み寄ってきた




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