今日、悪魔の下僕になりました




数日後……




「………」




クリスマス。



人がにぎわう駅前で私はある人を待っていた




それは…




「下僕、早いな」



私の大嫌いな悪魔、渚君である




こげ茶のダッフルコートにベージュのチノパン赤のマフラーも巻いている




通りかかる女子が振り返るくらい今日はいつにましてイケメンに磨きがかかっていた



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