ヤクザに愛された歌姫【完】
それから1週間後
初出勤を迎えた。

つまりドリームとの対面。



「楽しみだな!」



めちゃくちゃルンルンなジュン。



アイドルなんて人より
可愛くて愛想よくしてる
ただの水商売みたいな女だろ。




事務所に着くと
俺達以外のマネージャーが揃っていた。



サラリーマンみたいなのから
ヤクザみたいなやつまで
タイプはさまざまだった。




「それではメンバー達のいる
レッスン場に行きます。
メンバーのタオルやドリンクなど
ちゃんとレッスンの後には渡して下さい。」




メンバーの事務所の
社長の秘書にたっぷりと
事前指導された俺達。




「マネージャーも大変だな。」




事前指導だけでクタクタのジュン。
俺は予備自衛とかやってたから
体力には自信もあるし。


車の整備や調理の仕事も
経験があるから
ある程度の事はできた。






そしてレッスン場に着くと
メンバーが練習していた。






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