ヤクザに愛された歌姫【完】
『行こっか!』



「カレ…獅狼くんっていうんだ。」



ヒカリは獅狼の方を見ていた。



『あたしだってやっぱりわからないみたい。』



あたしがそう言うと
ヒカリはニコッと笑って
あたしの肩に手を置いた。



「獅狼くん受かるといいね?」



『そうだね。』



どんな理由かわからないけど
獅狼が応募していたことが
すごく嬉しかった。




しばらくしてマネージャーが
正式に決まったと知らされ
マネージャーとの対面の日
レッスンをしながら待っていた。




獅狼が受かっている事を祈って…











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