ヤクザに愛された歌姫【完】
ジュンはため息を吐くと
俺に新しいタバコを渡してきた。



「俺は夢なんか持たねぇ。」



俺は夢を追いかけられたのは
アイツがそばにいてくれたからだ。




「割りのいいバイトといえばアイドルの
マネージャー募集あるみたいだぞ?」



ジュンはそう言うと
俺に1枚のチラシを見せてきた。



「メンバー9人だから
9人の募集かぁ。」



「一緒にやらないか?」



俺を誘うジュンに
チラシを突き返した。





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