ヤクザに愛された歌姫【完】
『ここって…』


目的地に到着すると
案の定唖然とする延珠。



「俺ん家。」



この門構えから
こわそうな男の数は
さすがの延珠も…



『おっじゃましま~す!』




「延珠!?」



いつもと変わらない延珠に
俺はもちろん舎弟達もビックリ。




「お嬢さんが延珠ちゃん?」



『はい!』


玄関で待っていた
ばあさんは延珠と俺を
じいさんのいる部屋まで
通してくれた。




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