ヤクザに愛された歌姫【完】
俺とジュンは
2人して応募した結果
最終まで残り
最終選考に来ていた。



「緊張するな?」



「別に。こんなの運だろ?」



緊張するジュンに
平然と答える俺。



「ねぇねぇ?今日さぁ~!」



目の前から聞こえた声に
目線を向けるとそこには
可愛らしい色違いの服を着た
女が9人歩いて来た。




「あれドリームじゃん!」



「ドリーム?」



まったく興味のない
俺を呆れたように見るジュン。



「俺達が今回応募した
アイドル達だよ!」



ジュンに言われて
キャピキャピと騒いでいる
女達を見た。




「俺達の田舎町から生まれた
アイドルなんだけど
今じゃ全国で有名なトップアイドル。」



ジュンすら知ってるのか。





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