ヤクザに愛された歌姫【完】
「あなたにはまだ
やらなきゃいけない事あるはずだよ?」




『あなたは…』



振り向くとそこには
過去のあたしがいた。



「早く…あなたはあたしだから
未来を変えて。」



過去のあたしはあたしを
思いきり押した。



『絶対に未来を変えてみせる!
だから安心して?』



「ありがとう…」



あたしはそのまま
光の中に落ちていった。



最後に見た過去のあたしは
泣いていたけど幸せそうに笑っていた。











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