ヤクザに愛された歌姫【完】
最後の曲が終わり延珠が
戻ってきた。



-ドサッ!



ステージ裏に入ると
延珠は倒れた。



「延珠!?」



メンバーやスタッフは
倒れた延珠にみんな驚いていた。




「熱があるみたいだ!
病院に運ぶからヒカリさんが
変わりに授賞式頼みます。」




「わかった!まかせて!」



ジュンとヒカリは
延珠の気持ちを優先して
みんなを誤魔化した。




俺は延珠を抱えて
ジュンと病院に向った。



「延珠!絶対に死ぬなよ?」



『もういいよ。』



延珠の顔は真っ青で
シートも血まみれだった。





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