ヤクザに愛された歌姫【完】
悔しい…!!



「もしかして俺のせいじゃないって
そう言うとしてるのか?」



あたしは必死で首を縦にふると
獅狼はあたしを抱きしめた。




「ごめんな?延珠…。」



あたしはこの時決めたんだ。




リハビリをして
また歌えるようになる事を…



そしてドリームを卒業する事を…





「事務所には伝えた…」



あたしはそう言った
獅狼にうなづいた。



「延珠…」



すると病室にヒカリと
メンバーが入ってきた。




あたしは熱で喉に病を
抱えたことにして卒業する事にしていた。




「みんなで話し合ったの。」




ヒカリはあたしにいきなり言ってきた。





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