ヤクザに愛された歌姫【完】
それから2年後。


「長谷川~!」


「今行きます!」



俺はあれから整備士資格を取り
車屋と家業を両立させていた。


大変だけど好きな事だから
やりがいはあるし楽しい。




-♪~♪♪~



すると有線からドリームの
懐かしい曲が流れた。



「ドリームの曲懐かしい!」



「あたし延珠のファンだった!」



そんな話しをする客に
俺はなぜか切なくなった。



『♪♪~♪~』


えっ?



俺はふと聞こえた
歌声に振り向いた。


でも誰もいない。
有線の延珠の声だよな。



俺は仕事を終えると
ジュンとヒカリさんと
久しぶりに会う事になっていた。





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