Disposable
ハルとダネルMGLの活躍により、1階は完全制圧。

最早解体途中のビルの様相を呈している。

「さてと」

バニングとヒューも、ハンヴィーから降りてくる。

バニングは愛銃のノベスキーN4を肩に掛け、手にはM60機関銃。

ヒューはMP5A4とM240機関銃の両手持ちだ。

「完全に戦争映画の1シーンね」

ハルもステアーAUGと、弾薬を持てるだけ持つ。

たった3人。

しかし一騎当千の3人だ。

数が少ない新興の傭兵チームと侮った事を、エリックに後悔させなければならない。

「それじゃあ行こうか!」

バニングは先頭を切って、アウトカムズ社への奥へと進んでいった。

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