Disposable
戦闘が終わり、ガイストの操縦するヘリに、バニング達Disposableの面々も乗り込む。

狭苦しくなった機内に、コートニーは少し迷惑そうだが。

「これでアンタ達もこの業界では一躍有名になったな」

コクピットからバニングに煙草を勧めるガイスト。

受け取ろうとするバニングの横から。

「悪くないね。依頼が増えて儲かるってもんだ」

ヒューが煙草を横取りする。

「そうなるとアンタ達は商売敵って訳だな。営業妨害になるなら、ここで消しておくか」

ガイストが冗談で言うのを。

「殺るの…?」

真に受けたコートニーが、バレットM82を構えた。

こんな至近距離で撃たれたら、目も当てられない。

「冗談止してくれ」

バニングが遠慮がちに銃口を逸らす。

「目立つのは好きじゃない。騒々しいのは堪える年齢になってきた」

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