Disposable
不自由な拘束のまま、バニングが座っている。

懲罰房5日目。

流石のバニングも、消耗していた。

しかし、懲罰房生活は6分の1を消化しただけ。

二十日以上もの懲罰がバニングを待っている。

と。

「!」

懲罰房の扉が開いた。

入ってきたのはレイザーだった。

彼は入ってくるなり、特殊警棒でバニングを殴る!

部屋の隅に倒れるバニング。

後ろ手に手錠をかけられていては、起き上がる事も儘ならない。

「無様だな、バニング。懲罰房(ここ)の生活が随分と堪えているようじゃないか、ええ?」

レイザーは倒れたバニングを無理矢理起き上がらせて、再び殴打!

バニングは顔を血塗れにする。

「だがな!貴様の罪はこの程度じゃ消えはしないぞ…もっと…もっと死ぬほど苦しめバニング!」

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