Disposable
バニングの髪を片手で摑み、特殊警棒で殴る!

倒れる事を許されないまま、バニングは滅多打ちにされた。

最後は鳩尾を特殊警棒で突き上げられる!

胃液を吐き散らし、跪くバニング。

だが。

「気が済んだか…?」

血塗れの顔のまま、バニングを憐れむように見た。

「…何だと?」

レイザーの眉がピクリと動く。

「俺に責任がないとは言わん…が、この刑務所の管理は、貴様らが任されているものだ…それを棚に上げて、俺1人に罪を擦り付けて、腹癒せに俺を甚振って…気分は晴れたかと訊いている」

「キッサマァアァァアッ…!」

レイザーは更に逆上して、バニングを殴打した!

「貴様もあのビリーとかいう小僧も、どうして刑務所の神である、この俺に逆らうっ?まぁあのビリーとかいう小僧は、見せしめに拳銃(デザートイーグル)で頭ぶち抜いてやったがな!」

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