Disposable
毎日変わる事のない刑務所での日々。
だがこの日は少し違った。
いつもの朝の点呼の後。
「静聴!」
看守が叫んだ。
「これより新しく配属された刑務所長よりお話がある。屑ども、耳をかっぽじってよぉく聞け!」
看守の言葉の後、バニング達受刑者の前に、60代くらいの男…『所長』が現れる。
「!!」
その所長の顔を見て、バニング達一部の受刑者は驚愕する。
所長は、よく知る人物だった。
忘れよう筈もない。
グリーンベレー第7SFC大佐、マクガレン・フォード。
南米戦線の際、解放軍所属でありながら解放軍アジトの所在を手土産に世界統一政府軍に寝返り、『南米戦線の大虐殺』の切っ掛けを作った男。
いわばバニング達にとって仇敵だ。
戦後、彼は再び何食わぬ顔をしてグリーンベレーに復帰し、栄職に就いたのだ。
だがこの日は少し違った。
いつもの朝の点呼の後。
「静聴!」
看守が叫んだ。
「これより新しく配属された刑務所長よりお話がある。屑ども、耳をかっぽじってよぉく聞け!」
看守の言葉の後、バニング達受刑者の前に、60代くらいの男…『所長』が現れる。
「!!」
その所長の顔を見て、バニング達一部の受刑者は驚愕する。
所長は、よく知る人物だった。
忘れよう筈もない。
グリーンベレー第7SFC大佐、マクガレン・フォード。
南米戦線の際、解放軍所属でありながら解放軍アジトの所在を手土産に世界統一政府軍に寝返り、『南米戦線の大虐殺』の切っ掛けを作った男。
いわばバニング達にとって仇敵だ。
戦後、彼は再び何食わぬ顔をしてグリーンベレーに復帰し、栄職に就いたのだ。