蒼空の下を、キミと2人で
にこside
「お願いしまーす」
今日も部活だ。
しかも、12月には、アンサンブルコンテストがある。
クラリネットの2年生3人で出ることになった。
あと、1ヶ月もない。
練習にも、力が入る。
部活が終わると、校門をダッシュで出て、病院まで走った。
「はぁはぁ」
手には、くまのぬいぐるみが入った紙袋。
このことを思いついたのは、昨日の夜だった。
いつも、ぬいぐるみを抱いて寝ると、よく寝れるから、って。
ぬいぐるみたちの中から、1番のお気に入りを持ってきた。
息を整える。
コンコン
「蒼ー」
「…にこ」
蒼は、いろいろな機械がついていて、大変そうだった。
顔色だって悪くて。
今日も部活だ。
しかも、12月には、アンサンブルコンテストがある。
クラリネットの2年生3人で出ることになった。
あと、1ヶ月もない。
練習にも、力が入る。
部活が終わると、校門をダッシュで出て、病院まで走った。
「はぁはぁ」
手には、くまのぬいぐるみが入った紙袋。
このことを思いついたのは、昨日の夜だった。
いつも、ぬいぐるみを抱いて寝ると、よく寝れるから、って。
ぬいぐるみたちの中から、1番のお気に入りを持ってきた。
息を整える。
コンコン
「蒼ー」
「…にこ」
蒼は、いろいろな機械がついていて、大変そうだった。
顔色だって悪くて。