蒼空の下を、キミと2人で
俺はドアの前に立ち尽くした。



いつも俺の前じゃ弱さなんて見せなくて、泣くなんてもってのほかの母さんだったけど、こんな風に思ってたのか…



ベットに戻った。



もらった本を読み始めた。



横になって読んでると、いつの間にか寝てしまっていた。



起きると、もう5時だった。



部活を終えたにこが、ここに来るのが6時ぐらいだ。



あと1時間ぐらいあるな。



本を読み進めよう。



読んでいたのはサスペンス小説で、すごくハラハラする。



パタッ



読むスピードは速いほうだ。



読み終え、目を閉じると、にこの顔が浮かんだ。



今何してるだろう。



ぽろりぽろり



やっぱり、にこのことを考えるだけで、涙が出るんだ。



一眠りしよう。



にこが来る10分前にアラームをかけて寝ることにした。
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