蒼空の下を、キミと2人で
放課後。



「叶多先輩っ!



どうしました?」



叶多先輩は、照れくさそうに…



「にこ。



俺、にこのことが好き。



付き合ってほしい。」



といった。



え?



一瞬思考が停止した。



ずっと期待していた言葉。



返事はもちろん。



「はい!



よろしくお願いします!」



ぺこりと頭を下げた。



いつもみたいに、頭をなでて、



「よろしくな。」



といった。



駅方面とは反対の家。



叶多先輩と校門で別れた。



「また!」


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