蒼空の下を、キミと2人で
「にこ、あけましておめでとう」



にこはびっくりしたあと、



「あぁー、起きてたかった!



蒼も起こしてよー!」



と拗ねてしまった。



「まぁまぁ、にこ。



どうする?部屋」



お姉ちゃんの部屋とにこの部屋、2つに分かれることになっていた。



「蒼と寝るっ!」



即座に答えたにこに、照れたと同時に嬉しかった。



「じゃあ俺は彩花と寝るー!」



阪本は一瞬怪訝そうな顔をした。



「しょうがないなー。



絶対しゃべり続けるじゃん!」



ちょっと怒られてしょんぼりした佑樹。



そして、分かれて部屋に入った。



にこは、さっき寝たからか、寝れないみたいだった。



隣から聞こえる佑樹のしゃべり声。



かれこれ30分は喋ってる。



にこと隣の部屋に行った。



「佑樹、寝ろ」



阪本は、聞いてると見せかけて寝ていた。



とんだ迷惑だ。



「阪本もう寝てるし」



ずっと起きてると思っていたのだろう。



驚いて、佑樹はすぐ寝た。



部屋に戻ると、さすがににこも眠くまったのか、すぐ寝た。



俺も、寝よう。
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