蒼空の下を、キミと2人で
にこを起こさないように、小声でボソッと
「お茶もらうね」
と言って、にこの部屋を出た。
自分の家じゃない冷蔵庫を開けるのは気が引けた。
コップにお茶を注ぐ。
一応持ってきた痛み止めを飲んで、にこの部屋に戻って、横になった。
これで多分大丈夫。
ベッドに入ると、寝てるはずのにこが何か言ってた。
「…蒼ー、にこのことどれぐらい好き?
マシュマロとどっちが好きー??…」
寝言か。
そもそも、俺マシュマロ嫌いだし。
「…にこに決まってんだろ…」
「…ほんとうー??
にこはねー、蒼のことがねー…
お姉ちゃんとお母さんとお父さんより好きなんだよー…」
え、起きてる?
でも寝息が聞こえる。
寝言とはわかっていても、家族より好きって言われるのは嬉しい。
コンコン
佑樹と阪本だった。
「にこ、まだ寝てるし」
「初詣行こうぜー!」
朝からテンション高いな。
「…ちょっとうるさいよ?」
阪本と佑樹は仲がいいんだか悪いんだか。
「じゃあ、にこ起こして行く。
さき降りてて」
阪本と佑樹は階段を降りていった。
「お茶もらうね」
と言って、にこの部屋を出た。
自分の家じゃない冷蔵庫を開けるのは気が引けた。
コップにお茶を注ぐ。
一応持ってきた痛み止めを飲んで、にこの部屋に戻って、横になった。
これで多分大丈夫。
ベッドに入ると、寝てるはずのにこが何か言ってた。
「…蒼ー、にこのことどれぐらい好き?
マシュマロとどっちが好きー??…」
寝言か。
そもそも、俺マシュマロ嫌いだし。
「…にこに決まってんだろ…」
「…ほんとうー??
にこはねー、蒼のことがねー…
お姉ちゃんとお母さんとお父さんより好きなんだよー…」
え、起きてる?
でも寝息が聞こえる。
寝言とはわかっていても、家族より好きって言われるのは嬉しい。
コンコン
佑樹と阪本だった。
「にこ、まだ寝てるし」
「初詣行こうぜー!」
朝からテンション高いな。
「…ちょっとうるさいよ?」
阪本と佑樹は仲がいいんだか悪いんだか。
「じゃあ、にこ起こして行く。
さき降りてて」
阪本と佑樹は階段を降りていった。