蒼空の下を、キミと2人で
彩花とおしゃべりタイム。



「そう、それでね…」



彩花が佑樹くんの話をする。



鼻がツンとして、涙がたまる。



目をぎゅっと瞑ると、涙が溢れた。



「にこ!?



どうしたの?」



彩花が話をやめる。



「蒼がね…佑樹くんとかみたいに…元気だったら…って考えちゃうの…



考えないようにしても…」



「そっか。



だよね、私もにこだったらそうやって考えちゃうだろうなー。



だから、落ち込まないで。



にこは、にこらしく蒼くんを支えてあげたらいいんじゃない?」



なんだか、胸がすっと軽くなった。



「そうだね!



ありがとう」



蒼、病院ついたかな。
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