蒼空の下を、キミと2人で
サプライズということで、音を立てないように、忍び寄る。
蒼はドアに背を向けていた。
「あーおーい!」
蒼は大して驚かなかった。
まるで早く来ることを知っていたかのように。
後ろから祐樹くんも出てきた。
そして…
「「「にこ、お誕生日おめでとう!」」」
そうだ、今日は誕生日だ。
クラッカーがなる。
だから蒼は驚かなかったのか。
誕生日ということをすっかり忘れていた私はとっさに言葉が出なかった。
祐樹くんがプレゼントを渡してくれる。
開けたら、
「わぁー!!」
ピンクのノートとシャーペン。
「彩花に選ぶの手伝ってもらったんだ」
恥ずかしそうに頭をかく祐樹くん。
「ありがとう!」
次は、彩花から。
「すごいー!!」
私がずっとほしかったコスメ。
「ありがとー!」
蒼から。
「目、つむって」
言われるがままに目を閉じて、手を目に当てる。
「…いいよ」
私のタートルネックのニットの上には、ハートがついた可愛いネックレスが。
「かわいい!!」
「にこ、お誕生日おめでとう」
「うん!!」
最後は3人から。
かわいい紙袋に大好きなマシュマロがいーっぱい入っていた。
しかも、いつも食べるマシュマロ。
「えっ!すごいっ!!」
プレゼントでいっぱいになった手。
全部嬉しすぎる。
鼻の奥がツンとして、涙が出た。
「ちょっとにこー!
泣かないでよー」
彩花が軽く肩をたたく。
「ありがとうー!」
人生で1番嬉しい日だ、絶対!
蒼はドアに背を向けていた。
「あーおーい!」
蒼は大して驚かなかった。
まるで早く来ることを知っていたかのように。
後ろから祐樹くんも出てきた。
そして…
「「「にこ、お誕生日おめでとう!」」」
そうだ、今日は誕生日だ。
クラッカーがなる。
だから蒼は驚かなかったのか。
誕生日ということをすっかり忘れていた私はとっさに言葉が出なかった。
祐樹くんがプレゼントを渡してくれる。
開けたら、
「わぁー!!」
ピンクのノートとシャーペン。
「彩花に選ぶの手伝ってもらったんだ」
恥ずかしそうに頭をかく祐樹くん。
「ありがとう!」
次は、彩花から。
「すごいー!!」
私がずっとほしかったコスメ。
「ありがとー!」
蒼から。
「目、つむって」
言われるがままに目を閉じて、手を目に当てる。
「…いいよ」
私のタートルネックのニットの上には、ハートがついた可愛いネックレスが。
「かわいい!!」
「にこ、お誕生日おめでとう」
「うん!!」
最後は3人から。
かわいい紙袋に大好きなマシュマロがいーっぱい入っていた。
しかも、いつも食べるマシュマロ。
「えっ!すごいっ!!」
プレゼントでいっぱいになった手。
全部嬉しすぎる。
鼻の奥がツンとして、涙が出た。
「ちょっとにこー!
泣かないでよー」
彩花が軽く肩をたたく。
「ありがとうー!」
人生で1番嬉しい日だ、絶対!