蒼空の下を、キミと2人で
昼ごはんも食べ、ちょっと休憩する私と彩花、先に遊んでる優空ちゃんと澪ちゃんと陽ちゃんに分かれた。



「日に焼けてひりひりするー」



日焼け止めを塗り直して、行こうとした時だった。



「にこ?



あれ、叶多先輩じゃない?」



叶多先輩は受験勉強のはず。



そう思ってみると。




叶多先輩は女の子と2人だった。



信じたくなかった。




「多分友達だよ!



勉強の息抜きも大事だし!!」



自分に言い聞かせようとした。



「そっか。」



でも、頭からあの2人が離れなかった。



「ばいばいー」



「またね!!」



みんなと別れて、帰った。



叶多、友達だよね?



そう聞きたかったけど、怖かった。



もし違うって言われたら。



心の中にしまっておくことにした。
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