蒼空の下を、キミと2人で
「にこ!?



いいの?」



「いいよ、もう」



下駄箱に着いて、彩花としゃべりながら、靴を履き替えていると。



「にこ」



振り向くと、蒼だった。



「彩花、いこ?」



蒼をスルーして、校舎に入った。



「にこ、いいの?」



「自分でもわかってたけど…



やっぱり今更謝りづらくて。」



「早く仲直りしなよ?」



「うん…」
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