蒼空の下を、キミと2人で
「にこっ!



大丈夫か?」



にこは涙目だった。



「大丈夫?って蒼こそ。



血、出てるよ」



にこが口元を拭う。



俺はにこを抱きしめた。



「蒼。



ありがとう。



ごめんね、ずっと喧嘩してて。」



「あぁ。



あと、俺さ…」



このチャンスを逃したくなかった。



「にこのこと、好き。



付き合って?」



にこは、驚いて言った。



「私も。



蒼が助けてくれてね、ほんとに好きなのは、蒼だって気づいたの。」



「よろしくな」



「うん!」
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