蒼空の下を、キミと2人で
時計を見ると、12:55。



急いで、着替えた。



走って時計台のところへ。



「蒼!」



「にこ。行こうか。」



「お腹すいたー」



他のクラスの焼きそばに。



「んー、おいしい!」



ヨーヨー釣りしたり、チュロス食べたり。



楽しかった。



でも…



「蒼ー!



もうっ、休憩終わりだよー!!



この子、誰?」



「彼女だけど。」



「うっそー、蒼、彼女いたのー?



ショックー」



「じゃあな、にこ。」



「うん!」



その女の子は蒼と腕を組んで歩きだす。



チクッ



胸が苦しくなる。
< 67 / 261 >

この作品をシェア

pagetop