蒼空の下を、キミと2人で
起きたのは10時。



自分の部屋に戻って、リビングに行くと…



「お姉ちゃん!?」



お母さんとお父さんの代わりに、東京にいるはずの大学生のお姉ちゃんがいた。



名前は、百瀬 日和(ももせ ひより)。



大学4年生。



頭もよくて、美人で、自慢のお姉ちゃん。




「なんでいるの?」



「なんでって、聞いてないの?



お父さんとお母さん、旅行が当たったから1週間いないって。」



あー、昨日、そんなこと言ってたなー。



「そうだ、今からショッピング行く?



朝ごはんも兼ねて!」



お洒落なお姉ちゃんと行けるのは嬉しい。



「行く!」



部屋に戻って、蒼に話すと。




後ろからお姉ちゃんが。



「蒼くん!」




「あー、日和さん!」




2人、会ったのいつぶりだろ。




それだけ言って、帰って行った。
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