幽霊学園
「あの!」

「はい?」

「良かったら一緒に移動しない?」

声をかけられ振り向くと、私よりも少し背の小さなふわふわの髪をした女の子がいた。

「いいよ。私は繭。」

「私は絵理子。よろしくね」


そう言うとにっこりと笑う。
笑顔までふわふわしていて私から見ても可愛いなと思った。

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