幽霊学園
だから何喜んでるの――!

私はとりあえず絵理子を後ろに残し、前方の戦いを観察する。

う~む。ハッキリ言って旗色悪いな。

周りの三人。光正、瞬一、守の攻撃は全然当たっていない。

ヒラリヒラリと避けられてあれでは無駄に体力を消耗するだけではないだろうか。


「う~。仕方ない!」

ローランドがそう言った瞬間。
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