幽霊学園
はぁはぁと
私は肩で息をしていた

び…びっくりした!

な…なんか突然、ヨボヨボのじぃさんが!

そう思い、足元を見ると。

「えぇええ!?」

足元には先程突然現れたじぃさんが倒れている。

「ちょ…ちょっと大丈夫ですか!?」

「ば…ば―さん」

じぃさんは
ばあさんが見えるぅ。

とか、不吉な事をうわ言の様に呟いている。

「しっかりして!」

「おや、校長またこんな所でお休みですか?」

緊迫した現場に何ともノンビリとした男の声が響いた。

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