幽霊学園
「いけませんよ校長。こんな所で眠っては…いくらお若いとはいえ、風邪をひきます。」

若い?いやいや、十分年寄りだから。

心の中でツッコミを入れる。

「それはすまなんだ。それより、君は新入生かの?」

じぃさんは、私を見上げながら言った。

「はい…」

「おやそうでしたか。それなら、体育館に行かなくてはいけませんね。」

外人は案内しましょう。と言ってくれたので私はお願いする事にしたのだった。

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