幽霊学園
絵理子…幽霊学園にて眠る。


彼らの姿を見た人達は、そんな事を思い心の中で勇敢な少女の最後(多分)に溢れる物を袖口でぬぐったのだった。


「ローランド行っちゃったがな~。これは荒れるかもだがな…。」

チリチリと燃えながら人魂は彼らの消えた方向を見ていた。


忘れてた。


私はがっしと金属で出来た菜箸を手に取った。

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