虹色研究部 - ニジケン -
「お前が幸せだと? 問題児ばかりの寄せ集めの部を作って、全校生徒や教師にまで恐れられて、それのどこが幸せなんだ!?」
深町先輩の口からは、理解出来ないと言わんばかりに次々言葉が飛び出す。
「幸せの形は、人それぞれだ」
國枝先輩は、深町先輩の前にしゃがみ込んだ。そして囁く様に、口を開く。
「俺は誰もがそばに居て、何の変哲もない学校生活を送るのも幸せには違いないと思うよ。
でも俺達を不幸と呼ぶのは違う。
俺達には、一緒に障害を乗り越えた仲間が居る。全てを許せる仲間が居るんだ。
俺はそんな仲間が四人も居て、不幸なわけないだろ?」
首を傾げて深町先輩の言葉を待つ國枝先輩。ニッと笑った顔が、自信に満ち溢れていた。
深町先輩の口からは、理解出来ないと言わんばかりに次々言葉が飛び出す。
「幸せの形は、人それぞれだ」
國枝先輩は、深町先輩の前にしゃがみ込んだ。そして囁く様に、口を開く。
「俺は誰もがそばに居て、何の変哲もない学校生活を送るのも幸せには違いないと思うよ。
でも俺達を不幸と呼ぶのは違う。
俺達には、一緒に障害を乗り越えた仲間が居る。全てを許せる仲間が居るんだ。
俺はそんな仲間が四人も居て、不幸なわけないだろ?」
首を傾げて深町先輩の言葉を待つ國枝先輩。ニッと笑った顔が、自信に満ち溢れていた。