虹色研究部 - ニジケン -
國枝先輩は、仲間は“四人”だと言った。
蘭先輩、和田先輩、滝口先輩。
後一人はもしかして……私?
「俺はニジケンの皆が大好きだし、皆が居ればそれでいいよ。屁理屈だって思うかもしれないけど、本気でそう思うんだから仕方ないよ。
シックスセンスなんて言ってるけど、本当は乃季にも、俺の大切な仲間と一緒にこの気持ちを味わって欲しい!
ニジケンで良かったって、絶対思わせてやる自信があるからね」
「國枝先輩……」
凛とした姿に見惚れていた私に、國枝先輩はニヤ、といつもの怪しい笑みを見せる。
「乃季。お前が選べ!」
急に話を振られて驚いた私に、國枝先輩は歩み寄る。
そしてポケットを漁ると、そこから紙きれを取り出した。
蘭先輩、和田先輩、滝口先輩。
後一人はもしかして……私?
「俺はニジケンの皆が大好きだし、皆が居ればそれでいいよ。屁理屈だって思うかもしれないけど、本気でそう思うんだから仕方ないよ。
シックスセンスなんて言ってるけど、本当は乃季にも、俺の大切な仲間と一緒にこの気持ちを味わって欲しい!
ニジケンで良かったって、絶対思わせてやる自信があるからね」
「國枝先輩……」
凛とした姿に見惚れていた私に、國枝先輩はニヤ、といつもの怪しい笑みを見せる。
「乃季。お前が選べ!」
急に話を振られて驚いた私に、國枝先輩は歩み寄る。
そしてポケットを漁ると、そこから紙きれを取り出した。