虹色研究部 - ニジケン -
「それは、意図的な感じでしょうか」
「多分そうだろ。ニジケンに固まられると面倒だからだろうな。
それでも全員負けず嫌いだから、去年も大変だったみたいだけどな」
「何が起きたのか想像もつきません」
というより想像したくもありません。
「乃季! 乃季は赤色だよ」
蘭先輩と話している間に、グループ分けの表を見ていたトミーが私に向かって叫ぶ。
「赤色? トミーは?」
「私は黄色!」
トミーとは違うのか。残念……。
「多分そうだろ。ニジケンに固まられると面倒だからだろうな。
それでも全員負けず嫌いだから、去年も大変だったみたいだけどな」
「何が起きたのか想像もつきません」
というより想像したくもありません。
「乃季! 乃季は赤色だよ」
蘭先輩と話している間に、グループ分けの表を見ていたトミーが私に向かって叫ぶ。
「赤色? トミーは?」
「私は黄色!」
トミーとは違うのか。残念……。