虹色研究部 - ニジケン -
派手な黄色の迷彩柄のセットアップに、真っ黄色の長いハチマキ。
頬には黄色のラインをペイントしていて、朝の目には痛いほどの派手さだ。
その重装備な格好は、どう見ても体育大会より戦場が似合う。
「國枝先輩。気合いが凄まじいですね」
「当たり前だよ。去年はあきの居た赤組に負けたからね! 今年は絶対に負けない!」
「フッ、部長。今年も負けませんよ」
滝口先輩は、見た目は一見普通に体操服を着ているだけだが、きっと服の中に発明品を忍ばせているに違いない。
メガネの奥の瞳が燃えている。
「今年も最下位のチームは何か罰ゲームね」
國枝先輩は全員を指差すとニヤリと怪しく口角を上げた。
頬には黄色のラインをペイントしていて、朝の目には痛いほどの派手さだ。
その重装備な格好は、どう見ても体育大会より戦場が似合う。
「國枝先輩。気合いが凄まじいですね」
「当たり前だよ。去年はあきの居た赤組に負けたからね! 今年は絶対に負けない!」
「フッ、部長。今年も負けませんよ」
滝口先輩は、見た目は一見普通に体操服を着ているだけだが、きっと服の中に発明品を忍ばせているに違いない。
メガネの奥の瞳が燃えている。
「今年も最下位のチームは何か罰ゲームね」
國枝先輩は全員を指差すとニヤリと怪しく口角を上げた。