虹色研究部 - ニジケン -
ニジケン、恋をする
深町先輩という大きな被害者を出した体育大会も、無事とは言えないが終了し、季節は夏に。
強い陽射しが照りつけて、痛いほどに暑い。
衣替えを済ませた生徒達で、登下校の色も白く染まっていた。
「暑い。暑いよー」
「うるせぇよ燈。余計暑くなんだろうが」
「でも確かにここ、プレハブ小屋なんで蒸れて暑いですね」
「今独自の冷却装置を開発中なんで、もう数日お待ち下さい」
堪らない暑さに皆部室で項垂れる。
放課後になっても、冷房がない部室は恐ろしく暑く、常に水分を取ってないと脱水症状を起こしそうだ。
昨日までは扇風機があったのだが、それも急に壊れてしまった。
そこで昨日から滝口先輩が冷房装置を作ろうと作業を開始してくれているのだが。
強い陽射しが照りつけて、痛いほどに暑い。
衣替えを済ませた生徒達で、登下校の色も白く染まっていた。
「暑い。暑いよー」
「うるせぇよ燈。余計暑くなんだろうが」
「でも確かにここ、プレハブ小屋なんで蒸れて暑いですね」
「今独自の冷却装置を開発中なんで、もう数日お待ち下さい」
堪らない暑さに皆部室で項垂れる。
放課後になっても、冷房がない部室は恐ろしく暑く、常に水分を取ってないと脱水症状を起こしそうだ。
昨日までは扇風機があったのだが、それも急に壊れてしまった。
そこで昨日から滝口先輩が冷房装置を作ろうと作業を開始してくれているのだが。