虹色研究部 - ニジケン -
「行くって……見に行くんですか!?」
「気になるんだろ? 紀香がその他校生に会ってるの」
滝口先輩は更に俯いてしまった。
そりゃあ、いくら気になってるって言っても、好きな人がデートしている所なんて見たくないよね……。
「僕、行きます!」
「えっ! い、行くんですか?」
コクンと大きく頷く滝口先輩。
「よしっ! 行こうか。紀香にも俺達が必要になるかもしれないし」
そう言って苦笑いを浮かべる國枝先輩。
『必要になる』?
一体、どういう事なんだろう。
「乃季もほら、早く用意して!行くよ」
「私もですか?」
「当たり前でしょうが! ほらカバン持って」
グイグイ背中を押されて部室から出ると、國枝先輩は「俺も準備があるから!」と行って部室に戻る。
「気になるんだろ? 紀香がその他校生に会ってるの」
滝口先輩は更に俯いてしまった。
そりゃあ、いくら気になってるって言っても、好きな人がデートしている所なんて見たくないよね……。
「僕、行きます!」
「えっ! い、行くんですか?」
コクンと大きく頷く滝口先輩。
「よしっ! 行こうか。紀香にも俺達が必要になるかもしれないし」
そう言って苦笑いを浮かべる國枝先輩。
『必要になる』?
一体、どういう事なんだろう。
「乃季もほら、早く用意して!行くよ」
「私もですか?」
「当たり前でしょうが! ほらカバン持って」
グイグイ背中を押されて部室から出ると、國枝先輩は「俺も準備があるから!」と行って部室に戻る。