虹色研究部 - ニジケン -
「うん。顧問に受理されたから、辞めるには退部届を書くしかないよ」
「そ、そんなぁ」
本当に抜かり無い。
もしかすると、初めから巧妙に仕組まれてたのかな、なんて考えてしまう。
「部長ってば本当に人が悪いな。退部届は部長が管理してるから、渡すはずないですもんね」
「人が悪い!! あぁ……もう今日はゾックゾクだよ。堪らないなー」
國枝先輩はまたもや気持ち良さそうに身体をブルッと震わせる。
ヨダレでも垂らしそうな恍惚な顔に、身体の芯から悪寒が走る。
「そ、そんなぁ」
本当に抜かり無い。
もしかすると、初めから巧妙に仕組まれてたのかな、なんて考えてしまう。
「部長ってば本当に人が悪いな。退部届は部長が管理してるから、渡すはずないですもんね」
「人が悪い!! あぁ……もう今日はゾックゾクだよ。堪らないなー」
國枝先輩はまたもや気持ち良さそうに身体をブルッと震わせる。
ヨダレでも垂らしそうな恍惚な顔に、身体の芯から悪寒が走る。