虹色研究部 - ニジケン -
「それって正式に部活として認められてるんですか?」
「うん。勿論!」
「基本的にはこの学校で燈に逆らう馬鹿は居ないからな」
蘭先輩のひと言に、進行係だった先輩の言葉を思い出す。國枝 燈は『悪魔』だって。
「どうしてなんですか?」
「簡単な事だよ。俺はこの学校に関わる全員の秘密を握ってるからね」
「……は、はい?」
学校に関わる全員の秘密? そんなのどう考えたって不可能だ。デタラメに決まっている。
大体、生徒だけでも何人いると思って……。
「部長の趣味は悪趣味ですからねー。本当に敵にだけは回したくないですよ」
國枝先輩以外の全員が、滝口先輩の言葉に納得の表情でうんうんと頷く。
「うん。勿論!」
「基本的にはこの学校で燈に逆らう馬鹿は居ないからな」
蘭先輩のひと言に、進行係だった先輩の言葉を思い出す。國枝 燈は『悪魔』だって。
「どうしてなんですか?」
「簡単な事だよ。俺はこの学校に関わる全員の秘密を握ってるからね」
「……は、はい?」
学校に関わる全員の秘密? そんなのどう考えたって不可能だ。デタラメに決まっている。
大体、生徒だけでも何人いると思って……。
「部長の趣味は悪趣味ですからねー。本当に敵にだけは回したくないですよ」
國枝先輩以外の全員が、滝口先輩の言葉に納得の表情でうんうんと頷く。