虹色研究部 - ニジケン -
「さぁ行こう! 残ってる人皆を真っ白にするまで終わらないよー!」
國枝先輩がパンッ、と手を叩くと、ニジケン部員は各々散らばっていく。
意識が朦朧としている私は、國枝先輩にグイッと手を引かれて、訳もわからずに校庭を走っていた。
「乃季! ニジケンの一員として、これからよろしくな!」
ニカッと笑った國枝先輩が、キラキラと髪をなびかせながら見てそう言った。
顔とセリフだけで考えれば、少女漫画のようで素敵なのに。
ゴーグルを着用して、バズーカ砲を抱えた人が言ってるんだもんな。
國枝先輩以外はまともなんて言っていた今朝の私に言いたい。
やっぱり皆、【ニジケン】のメンバーなんだ。
國枝先輩がパンッ、と手を叩くと、ニジケン部員は各々散らばっていく。
意識が朦朧としている私は、國枝先輩にグイッと手を引かれて、訳もわからずに校庭を走っていた。
「乃季! ニジケンの一員として、これからよろしくな!」
ニカッと笑った國枝先輩が、キラキラと髪をなびかせながら見てそう言った。
顔とセリフだけで考えれば、少女漫画のようで素敵なのに。
ゴーグルを着用して、バズーカ砲を抱えた人が言ってるんだもんな。
國枝先輩以外はまともなんて言っていた今朝の私に言いたい。
やっぱり皆、【ニジケン】のメンバーなんだ。