鈍感幼馴染みとマイナスからの恋
でも、麻耶の目は思いの外キラキラしてて。
お前いつの間にハンドボール好きになってるんだよ。って、笑いそうになるくらい。
てっきり、陸上部続けるんだと思ってた。
県で記録作ったりしてて、
何度も表彰されてたのに。
「あー、あたし、砲丸投げとかだったら有利だったかな~。」
「お前が砲丸投げって…怖すぎ。人間凶器だから」
「はぁ!?意味わかんない」
スポーツなんでも得意で、
砲丸持たせたら悪夢だし。