※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


こ、ここは、強がってそれでも分かると出るべきか...?



いや...それでもきっと、じゃ解いてみろと言われるだけじゃないか。



頭の中で繰り広げられる会議。



でも...、きっと私は、結城くんには勝てない。



ここまできたら、いっそもう開き直ろう...。



「はい、おっしゃる通り...至近距離の結城くんと結城くんからするいい匂いにドキドキして聞いてませんでした。結城くんも結城くんの香りも大好きです。すみません」



そう結論が出た私は、観念して正直に打ちあけて頭を下げた。



い、言っちゃった。



って、何自分で言って恥ずかしがってんの私。



やばい、顔があげられない。



なんか、流れで告白までしてしまった。



いくら私でも、これはさすがにぶっちゃけすぎたと思う。



「.........」



ってあれ...?



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